刻まれるもの

 『私たちが光と想うすべて』
 終盤、海辺に男は瀕死の態で横たわっている。取り囲む村人たちを掻き分け、女が「私は看護師」と名乗り、男に人工呼吸を施す。男が助けられ、担ぎ込まれた家。ここで、村の人から男と女は夫婦に思われる。寝かせられた床で男は女に対し、工場勤めの境遇を語り女の腕を取り、君と暮らしたいと告げる。この男が彼女の夫であるかどうかはどうでもいい。離れて暮らす、夫への想い。それを見る。
(8.3日曜日 テアトル梅田)

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 『ルノワール』
 少女は、大学生の男の家に誘われ、そこから一人で見知らぬ帰り道。雨に打たれ、うずくまる。父が少女の頭をバスタオルで拭う。父と、娘のキャッキャッとおおどかな表情。
 父は入院先の病院で、看護師に医学雑誌を渡す。「先生(医師)に、この個所読んでおいてもらえませんかね」と。病院施設スタッフの女性が父に高価な薬剤のようなものを紹介している。「これで助かるんだから安いもんですよ」。
(6.28土曜日 大阪ステーションシネマ)

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 見終え、胸の内に刻まれるもの。思い返す度、いとおしくなる。

 超人予備校第18回本公演 『ロマングースの神様』
 10月3〜5日 インディペンデントシアター1st
 8月13日発売開始です!!!!! 早割とかもあります。
 https://choyobi.wixsite.com/choyobi2005
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