絵本のような
月曜劇団『生ハムの原木』
芝居のはじまりは、街を行き交う人に声をかける女性新人社員。彼女には、1日100枚の名刺交換をするノルマ。会社は健康食品など販売している。シーンは、夜中通信し合う間柄の人達や夫婦でのもやもや。先の新人と先輩、上司。そして、猫の会議と入れ替わりながら。
栞に、作者西川さやかは〈今回も最近もやもや考えていることを書きました。(略)/虚構よりもひどいと思われるような現実のニュースも見聞きすることが増えました。/暗い気持ちに浸るのではなくて幼稚でもいいからその世界を変える一端になりたいと思っています〉。
出演者皆の弾んだ動きで芝居は締めくくられる。それが、私には絵本を読み終えるようだった。気持ちがよかった。

芝居のはじまりは、街を行き交う人に声をかける女性新人社員。彼女には、1日100枚の名刺交換をするノルマ。会社は健康食品など販売している。シーンは、夜中通信し合う間柄の人達や夫婦でのもやもや。先の新人と先輩、上司。そして、猫の会議と入れ替わりながら。
栞に、作者西川さやかは〈今回も最近もやもや考えていることを書きました。(略)/虚構よりもひどいと思われるような現実のニュースも見聞きすることが増えました。/暗い気持ちに浸るのではなくて幼稚でもいいからその世界を変える一端になりたいと思っています〉。
出演者皆の弾んだ動きで芝居は締めくくられる。それが、私には絵本を読み終えるようだった。気持ちがよかった。
(1.26日曜日11:30 インディペンデントシアター1st)

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