身に迫る
小堀鷗一郎『死を生きた人びと 訪問診療医と355人の患者』(みすず書房)
私が生まれた1950年頃、在宅で死を迎える8割・病院で2割。いまはその割合が逆転し、病院で8割・在宅が2割。2006年以降、国は医療費節減のため、病院診療より在宅診療・看取りへの推進を働きかけてきた。著者は訪問医として、決して一律におさめ切れない個々の死に立ち会ってきた。「自分は死なないと思っている」、読みつつ身に迫る。
超人予備校『カンポケ社』の居酒屋の場で清算会だった。それぞれのテーブルで語らいはにぎやか。われらのテーブルでも男4人、話は転がり続けた。そこで上った名前は、高田渡・柄本明・松田優作と彼らの息子たち、黒田三郎・山之口獏・菅原克己・谷川俊太郎・田村隆一、白石加代子・岩崎加根子・黒柳徹子・坂本長利、小田和正……。
残されている時間、これからも私にしかできないことをやってやろう。
私が生まれた1950年頃、在宅で死を迎える8割・病院で2割。いまはその割合が逆転し、病院で8割・在宅が2割。2006年以降、国は医療費節減のため、病院診療より在宅診療・看取りへの推進を働きかけてきた。著者は訪問医として、決して一律におさめ切れない個々の死に立ち会ってきた。「自分は死なないと思っている」、読みつつ身に迫る。
超人予備校『カンポケ社』の居酒屋の場で清算会だった。それぞれのテーブルで語らいはにぎやか。われらのテーブルでも男4人、話は転がり続けた。そこで上った名前は、高田渡・柄本明・松田優作と彼らの息子たち、黒田三郎・山之口獏・菅原克己・谷川俊太郎・田村隆一、白石加代子・岩崎加根子・黒柳徹子・坂本長利、小田和正……。
残されている時間、これからも私にしかできないことをやってやろう。
この記事へのコメント