ヒトはどうして

 田沼靖一の本、2冊。  著者は1952年、山梨県生まれ。  『ヒトはどうして死ぬのか 死の遺伝子の謎』(幻冬舎新書)、  〈同じ「プログラムされた死」であっても、非再生系細胞と再生系細胞とでは、その役割が異なります。再生系の細胞では生命維持のためにアポトーシスがあり、細胞の置き換えが行われているのに対し、非再生系の細胞の死にはそ…

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生き抜く

 ヒオカ『死にそうだけど生きてます』(CCCメディアハウス)  〈「人には人の地獄がある」と悟った〉〈精神的余裕、つまり私の人生には余白がなかった。食べて、寝る〉。2020年、〈この頃から私は、友人の勧めで「コロナ禍の非正規雇用日記」を付けはじめた〉。三月二十九日(日)からはじまり、並行して自らの生い立ち・格闘が9章に展開される。その…

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6年ぶりに

 7月27日土曜日、超人予備校「カンポケ社」顔合わせとケイコ初日。言葉のボール遊びみたいな。声が出にくい。使わない機能は衰えるということが身に迫る。ケイコの間、それでも1時間以上は立っていられる。これは、日ごろ意識して公園の散歩や買い物、たまに電車に乗る際は、席が空いてなければ立っている、エスカレーターは使わず、階段を歩く。ところが、声…

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