言葉から 2024年01月26日 前田美波里が語っている、「年を取ると来年どうなるかわからないし、人生って短いんだから、やりたいと思えば、やってみる」。前田は、私より2つ年上。「どうなるかわからない」が私の身にも沁みる。 いただいた年賀状、私より年下の女ともだちらは、「まだまだ明日を信じています」「まだまだまだがんばって芝居続けます」。元気だ、「まだ」が2つも3つ… 続きを読むread more
夢のつぶて 他 2024年01月21日 安井寿磨子展『夢のつぶて』 作者本人は気さくな感じでホッとした。赤のセーターを着てきた。これは堺市駅のえーっと、名前が思い出せない、なんだった?と生徒さんだろうか傍の誰かに聞く。 展示された絵柄を見て気づいた。新聞の挿絵を描いていた、その人だと。気に入って、切り抜いて置いている。 宗像志功に憧れ版画を目指す。芸大に入って… 続きを読むread more
砂古口早苗『起て、飢えたる者よ〈インターナショナル〉を訳詞した怪優・佐々木孝丸』他2冊 2024年01月13日 砂古口早苗『起て、飢えたる者よ〈インターナショナル〉を訳詞した怪優・佐々木孝丸』(現代書館) 芝居や映画、表現に向き合う著者の心意気の深さに感じ入る。序章 「敗北者の逃走」では、〈たとえば現代の実験演劇などに、佐々木孝丸が大正時代にやった土蔵劇場や先駆座、トランク劇場や前衛座とどこか似通ったものを感じるのだ。演劇は常に新しい表現を… 続きを読むread more