やるせない 2019年11月26日 大竹野正典舞台作品記録映像上映会 昼から夜会『三人虜』(T‐6テシス)。この上映会の前の週に虚空旅団の、同じ『三人虜』を見ていた。虚空旅団の方はずいぶん達者な出演者で、上映会の出演メンバーがひどく泥臭く見えた。それにしても、両方ともに感銘深かったシーン。ラストの無銭飲食者の男の表情がやるせなかった。大竹野は自身のことを描いているんだな。… 続きを読むread more
突き進んでゆくような 2019年11月21日 『村上龍映画小説集』(講談社文庫)。『甘い生活』から『ワイルド・エンジェル』まで12の映画タイトル。主人公のヤザキは九州の基地の街から上京し、そこでの出会いや交わりが12通り描かれてゆく。 最後の『ワイルド・エンジェル』では、8ページにわたって、読点が続く。それは、ヤザキと交渉をもった女との回想シーン。 大竹野正典の戯曲には句読… 続きを読むread more
くやしい! 2019年11月18日 虚空旅団『愛の棲家』『三人虜』(天六 T-6)を見た。上演時間が、『愛の棲家』45分・『三人虜』90分。開演前に聞かされた。先の『愛の棲家』はともかく、次の『三人虜』はからだがつらいなと想像したが、アナウンス(栞の演出者高橋恵の言)の通り、テンポがよくたのしく見ることができた。『愛の棲家』は、先週この小屋で浪花グランドロマンが上演してい… 続きを読むread more